Emacsエディタ(nemacs, mule)の簡単な使い方

1. ``C-'' 　は，コントロールキーを押しながら，同時に他のキーを押すという意味です．
2. ``M-'' 　は，エスケープキーを押してから，他のキーを押すという意味です．
3. ``RET'' 　は，リターンキー(キーボード右中央)を示します．
4. ``BS''' 　は，バックスペースキー(キーボード右上)を示します．
5. ``SPACE'' 　は，スペースキー(キーボード下の一番長いキー)を示します．
6. ``%'' 　はターミナル(Xtermf, Kterm, Commandtoolなど)のプロンプトを示します．
7. テンキーとは，キーボード右側の数字キーを示します．

• Emacsを起動します．
  % mule ``RET''
• Muleを起動したのち file_name のファイルを読み込みます．
  % mule file_name ``RET''

• ``C-x C-f'' 　ファイルをロードします．
• ``C-x i'' 　ファイルを挿入します．
• ``C-x C-s'' 　ファイルをセーブします．
• ``C-x C-w'' 　名前を変更してファイルをセーブします．

• ``C-b'' 　または，テンキーの``4''　カーソルを1文字分左に移動します．
• ``C-f'' 　または，テンキーの``6''　カーソルを1文字分右に移動します．
• ``C-n'' 　または，テンキーの``2''　カーソルを1文字分下に移動します．
• ``C-p'' 　または，テンキーの``8''　カーソルを1文字分上に移動します．
• ``C-a'' 　現在の行の最初に移動します．
• ``C-e'' 　現在の行の最後に移動します．
• ``C-v''　 1画面後方に移動します．
• ``M-v'' 　1画面前方に移動します．
• ``M-＜''　 ファイルの最初に移動します．
• ``M-＞'' 　ファイルの最後に移動します．
• ``M-x'' goto-line ``RET'' n ``RET'' 　n行に移動します．

• ``BS''　カーソルの前の文字を消去します．
• ``C-d'' 　カーソル位置にある文字を消去します．
• ``C-k'' 　カーソルから行の最後まで消去します．
• ``C-/'' 　または，``C-u'' 　1回分の変更を取り消します．

• ``C-SPACE'' `` C-w'' 　カットしたい最初の文字にカーソルを合わせ　``C-SPACE''　を 実行し，カットしたい最後の文字にカーソルを合わせ　``C-w''　を実行します．
• ``C-SPACE''`` M-w'' 　コピーしたい最初の文字にカーソルを合わせ　``C-SPACE''　 を実行し，コピーしたい最後の文字にカーソルを合わせ　``C-w''　を実行します．
• ``C-y'' 　上記の2つのコマンドで指定した文字列をペースト(貼りつけ)します．

• ``C-s''　 I-search: とMuleに表示されますから，検索文字列を入 力し，再び　``C-s''　を実行して下さい．次候補検索も　``C-s''　です．
• ``M-%'' 　Query replace: とMuleに表示されますから，置換前文字列を 入力して下さい．すると，Query replace 置換前文字列 with: と表示されま すから，置換後文字列を入力して下さい．この置換コマンドは，置換時に確認 をしてきますので置換して良い場合は，　``y''　を入力して下さい．
• ``M-x'' replace-string ``RET''　Replace string: とMuleに表示され ますから，置換前文字列を入力して下さい．すると，Replace string 置換前 文字列 with: と表示されますから，置換後文字列を入力して下さい．この置 換コマンドは，置換時に確認をしてきませんので気をつけて使用して下さい．

• ``C-x C-c'' 　Emacsを終了します．

• ``M-x'' goto-line ``RET'' n ``RET''　n行にジャンプします．
• ``C-g'' 　実行中の操作をキャンセルします．

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