書き込みサイクル


下図に示すように,KITE-1 マイクロプロセッサの書き 込みサイクルはR/W #を起点に開始します.書き込みサイクルを開始する前に書き込 むデータのアドレスをアドレス・バスから出力しなければなりません.アドレス確定 後,R/W #を``L''にしてデータ・バスにプロセッサから書き込むデータを出力しま す.次にプロセッサから周辺装置にリクエストを発行します.すると,周辺装置はプ ロセッサから出力されたデータを書き込む準備を行い,準備終了後,アクノリッジを プロセッサに返します.プロセッサはそのアクノリッジを確認後,リクエストを取り 下げますが同時に周辺回路はデータを書き込みます.その後,R/W #を取り下げ,デー タ・バスをハイ・インピーダンス状態にして終了します.ここで注意して頂きたいの は,読み込みサイクル同様アドレスとR/W #とデータ・バスへのデータはリクエスト が発行されている間,確実に安定していなければなりません.
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図:書き込みサイクル


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