アーキテクチャ


回路図におけるシンボルの実際の動作を記述したものと考えてください.エン ティティと対にして記述しますが,ひとつのエンティティに対して複数のアー キテクチャを定義することができます.これにより、同じエンティティ宣言に 対して記述レベルの異なる動作を記述可能となります.使用するアーキテクチャ の指定はコンフィギュレーション文で行います.
beginとendで囲まれた部分には同時処理文が記述されます.同時処理文はそれ ぞれが他の同時処理文とは関係なく独立に動作します.つまり,信号代入文, コンポーネントインスタンス文,プロセス文等が一つ一つの回路のように並列 動作します.

以下のように記述します.

architecture アーキテクチャ名 of エンティティ名 is
	signal, constant, type, component などの宣言文
begin
	 同時処理文 
end アーキテクチャ名 ;
アーキテクチャ名は 識別子 です.

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