先ほどは,こちらから与えたデータを基にシミュレーションを行いましたが, これだけでは十分にシミュレーションを行ったことにはなりません.そこで, シミュレーションデータを追加する方法を説明します.
サンプルのalu.doは,下図のように書いてありますが,基本的にはwave, force,及びrunを用いて検証できます.他にも,いろいろな機能がありますが, 詳細についてはを御覧下さい.
S_ALU(3) | S_ALU(2) | S_ALU(1) | S_ALU(0) | 演算内容 | 加算(IADD) | 減算(ISUB) | インクリメント(IINC) | デクリメント(IDEC) | 論理和(IOR) | 論理積(IAND) | 排他的論理和(IEOR) | 補元(INOT) | 論理左シフト(ILSL) | 算術左シフト(IASL) | 論理右シフト(ILSR) | 算術右シフト(IASR) | 左回転(IROL) | 右回転(IROR) | スワップ(ISWP) |
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QuickVHDLウィンドウには,File,View,Prop...,Step,Step Over, Runなどのコ マンドが用意されています.ここでは,最もよく用いるFileについてのみ説明 します.
Fileには,Restart Design..., Load New Design..., Execute Command file...の3つのコマンドが用意されています.
Waveウィンドウの端子の設定は,先ほど説明しました.また,このウィンドウ にもいろいろな機能はありますが,ウィンドウ上側のコマンドを見ればある程 度わかるものばかりなので説明は省きます.ここでは,コマンドでは行えない wave画面内の拡大方法について説明しておきます.
シミュレーション結果のフルスクリーンは,ZoomコマンドのFull Sizeで行え ます.部分拡大はZoomのRange...でも行えますが,マウスの中央のボタンを押 しながらWaveの画面内で範囲を指定して行う方がより簡単に行えます.