KITE-1マイクロプロセッサのシミュレーション


シミュレーション方法について説明していきますが,その前にシミュレーショ ンに必要となるスクリプトデータをダウンロードして下さい.

シミュレーション用スクリプトデータ

kite.do: KITE-1マイクロプロセッサシミュレーション用スクリプト

ダウンロードが終了したら,シミュレータに起動を行います.


シミュレータの起動

シミュレータの起動は,qvsimというコマンドを使用して行います. ターミナルのコマンドラインから,

% qvsim

を実行してください.


この時,バックグランドでは起動しないでください.






すると,以下のような2つのウィンドウが起動しますので,STARTUPのウィンド ウのEntity brd_boardを選択し,その後にloadをクリックしてください.すると,シ ミュレーション用データが読み込まれます.



読み込んだ結果は,QuickVHDLのウィンドウに表示されます.




シミュレーションの実行

では,シミュレーションを行います.QuickVHDLのウィンドウの左上のfileを マウスの右ボタンで押して下さい.すると,ウィンドウが表れますから, Execute command file...をマウスのカーソルを持っていき,離してください. すると,下図のようなExecute Command Fileウィンドウが現れます.




ここで,先ほどダウンロードしkite.doファイルをクリックし,ウィンドウ右 のExecuteコマンドをクリックすると,下図のようなwaveが現れシミュレーショ ンを行います.



waveが表示されたら,意図した動作を行っているか確認して下さい.

動作の確認が終了したら,2 ms程シミュレーションを実行してください.実行 後,waveで/cpu/accの値が"GOOD"(0x900d)であり,かつ/cpu/halt_lが'1'であ れば,正常動作です./cpu/accの値が異なる場合,どこかに誤りがあります. /cpu/accに出力されているコードがエラーコードですから,アセンブラのソー スで/cpu/accの番号のchk項目を探し,詳細な検証を行ってください.


"Good"がでたら,次は論理合成です.

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