エンティティの宣言(PC)


PCの動作

     プログラム・カウンタ(PC)は,次に実行する命令のアドレスを保持するレジ スタです.データ・バスからのデータ入力,カウント・アップ,および データ・バスへのデータ出力を行います.また,表示用LEDへの出力を行います(実装時).

PCの基本構成



     PCの入出力ポートの識別子を上の図のように,データ・バスからの入力デー タをIB,データ・バスへの出力データをDB,観測用の出力データをOB とし,クロックをCLK,制御信号をCBとします.それでは,この機能ブロック のエンティティ宣言を行いましょう.

エンティティ宣言の記述(ライブラリの宣言の続きに記述します)

以下のようにエンティティの宣言を行って下さい.
	entity PC12 is
		port(
		IB 	: in 	STD_LOGIC_VECTOR(11 downto 0) BUS;
			--データ・バスからレジスタへの入力
		DB	: out	STD_LOGIC_VECTOR(15 downto 0) BUS;
			--データ・バスへのレジスタの出力
		OB 	: out	STD_LOGIC_VECTOR(11 downto 0);
			--レジスタの観測用出力
		CLK	: in	STD_LOGIC;
			--レジスタ用クロック入力
		CB	: in	STD_LOGIC_VECTOR(4 downto 1));
			--レジスタ用制御信号の入力
	end PC12;

ポートの説明

エンティティ宣言の記述が終りましたら,
次はアーキテクチャ本体の記述を行いましょう.
アーキテクチャ本体


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