KITE-1マイクロプロセッサのシミュレーションデータ作成


コンパイルは正常に終了しましたか? 次に,シミュレーションのデータ作成 を行います.今回は,今までと異なり計算機システム全体をVHDLで記述してい るため,メモリにアセンブラで記述したソースを読めるように加工してシミュ レーションを行います.


アセンブラでの記述

マイクロプロセッサを検証するために, アセンブリ言語 でテストプログラムを記述します.ここでは,サンプルとしてtest_sim.asmファ イルを用意しました.

test_sim.asm

ここからは,このサンプルを用いて説明します.


アセンブル

アセンブルには,kiteasmを使用します.今回は,

% kiteasm -l -b test_sim.asm

と行ってください.

次に,test_sim.lstのデータをシミュレーションで利用できるように,

% lst2ram test_sim.lst > test_sim.ram

を実行してください.




これで,アセンブリ言語のソースをシミュレーション用データ (test_sim.ram)に変換できました.サンプルとして提供してい るKITEマイクロプロセッサボードPLUS+のVHDLソースでは,コンパイルしたディ レクトリにあるtest_sim.ramを読み込むように定義してあります. 他の名前にしたい場合は,VHDLソースを変更しコンパイルを行ってください.

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