xnfmergeは階層化されたネットリストをトップモジュールの名を持つ1つのネッ トリストに併合します.
この時に生成されたネットリストの拡張子はxffです.また,xnfmergeの実行 ログ情報は,top_module.mrgファイルに出力されます.
xnfprepはxnfmergeの結果生成されたXFFファイルを読み込んでネットリストの 正当性をチェックし,最適化されたネットリストを生成します.また,ピン情 報ファイルから外部ピンとの接続も行います.これにはピン情報ファイル (kite_chip.cstまたはchkalu.cst)を別に用意する必要があります.最適化の 条件を記述した設定ファイル(xactinit.dat)も同様に用意します.
この時に生成されるネットリストの拡張子はxtfです.また,実行ログ情報 は,xnfprep.logに,エラー情報などは,top_module.prpファイルに出力され ます.
pprはLCA上へ論理回路の配置および論理回路間の配線を自動で行います.
この時に生成されるデータファイルの拡張子はlcaです.また,実行ログ情 報はppr.logファイルに出力されます.
makebitsはtop_module.lcaから最終的にFPGAへダウンロードするファイル top_module.bitを生成します.
ALUまたはKITEのピン情報ファイルと最適化条件設定ファイルを各自のネット リストが格納されているディレクトリ(xnf_chkalu またはxnf_kite)にセーブしましょう.
chkalu.cst : ALU用ピン情報ファイル
kite_chip.cst : KITE用ピン情報ファイル
xactinit.dat : XACT設定ファイル
また,論理合成で出力されるネットリストがopt_nl.xnfになっています.これ を最上位モジュール名(chkaluまたはkite_chip)にコピーします.
ターミナルのコマンドラインから,
% sed s/BUFG/BUFGP/g opt_nl.xnf > chkalu.xnf
% sed s/BUFG/BUFGP/g opt_nl.xnf > kite_chip.xnf